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人材派遣会社の営業店に聞いておきたいこと

「人材派遣会社に登録をすると何か拘束されたり、仕事を義務づけられたりするのですか」という疑問を抱く人たちは少なくない。たとえば次のような話かある。求職中の20代の女性が求人雑誌の募集広告をみて、東京のある人材派遣会社の営業店に、登録とはどんなことなのかを聞こうと思って電話をした。すると、電話の相手は「細かい話はまず来店してから説明します。とりあえず来てもらえませんか?できれば今日の午後2時に」との一点張り。女性は、電話である程度説明してくれれば訪問してもよいと思っていたが、「来い、来い」だけでは行きづらくなって受話器を置いてしまった。このような応対をした派遣会社のリクルーティング担当者の気持ちも、わからないではない。登録を促進することが彼らの仕事であるし、電話ではリクルーティングがなかなかうまくいかない事情があり、直接来店してもらい、話を聞いてもらえれば登録して働こうという心理になってもらえるであろう、と期待しているのである。しかし、来れば説明するという対応は求職者の心理を重たくしてしまう。派遣社員に“興味を持った”程度の人は、「行ったら最後、仕事を義務づけられるのでは」と受け止めてしまいかねない。実際には、登録とは派遣で働くうえでの手続きにすぎない。登録票にこれまでの業務歴、技能など必要事項を記入し、登録のための面接を受ける。その際、具体的にいつからどのくらいの期間派遣で働けるのかも聞かれる。また、面接の前後に、OA操作であればエクセルやワードのスキルチェックを行なうところもある。派遣労働をわかりやすくビデオで説明する場合もある。派遣会社によってさまざまたが、概ね登録手続きの完了まで2時間程度かかるというのが一般的だ。したがって、登録したからといって派遣会社に拘束されることはない。ただ、仕事を紹介してもらうために登録したわけだから、早ければ当日の夜、あるいは翌日、長くても1週間以内には仕事紹介の電話が連絡先に入る。もちろん、派遣会社に登録者が希望するような仕事がなければ、もっと待だされることもあり得る。仕事紹介は通常、電話でなされるが、場合によっては登録時に連絡方法として記入した携帯電話、パソコンのメールなども使われる。仕事が紹介されれば、それを受けるかどうかは登録者本人次第ということになる。