ただし、PMS(月経前症候群)のときには、どんなことをしてもムダ。泣いたり、わめいたり、ヘンなものを食べたり……とにかく自分をコントロールできなくなっちゃうから。気分がむらになったり、何かが無性に食べたくなったりする原因の一つはエストロゲン(女性ホルモン物質)。私たちの体は毎月、妊娠したときのために余分なエストロゲンを出していて、妊娠しないと、エストロゲンのレベルが急激に落ち、それによって体がむくんだり、いらいらしたり、何かがむやみに食べたくなったりするの。こういう不快な症状をなくすためには、エストロゲンのバランスを一カ月間ずっと安定に保てばいいわけ。ほかのことと同じで、これら食事でそうすることが可能なの。脂肪の多い食事は、エストロゲンのレベルを上げ、繊維の多い食事はエストロゲンの生成を抑える役目をする。産婦人科系の医学雑誌が行った、食事が月経の症状に与える影響についての調査では、動物性脂肪をとらなかった女性は、むくみや食欲が劇的に減ったそうよ。生理痛を感じる期間も、平均して四日から約二日半に減ったんだって!生理痛も、過剰な食欲も、むくみも減るのよ!それだけでも動物性食品をやめる理由になるでしょ。PMSで過剰な食欲に悩んでいたとしても、「スリムないい女計画」のいいところは、後ろめたさを感じずに食べることのできる、すばらしい食べ物がたくさん食べられること。一日中食べていたっていいわよ。口に入れるものがみんなこの計画に従ったものならね。ただ、おなかがいっぱいになったら、食べるのをやめること。これって、慣れてない考え方だろうけど、習慣にしてほしいわ。自分の胃のサイズを想像してみて(一リットルくらいの入れ物よ)。一生の間、一日三回毎日、それがいっぱいになるまでぎゅうぎゅう詰めこんで拡張させる必要なんてないでしょう。お皿に載せた食べ物の量を見てみて。それがあなたのおなかに心地よく納まる?それとも無理やり詰めこまなきゃならない?そう、量を減らすこと。「おなかがぺこぺこ」だからって、あわてて食べる必要はないのよ。食べ終わってからしゃっくりが出たり、消化不良になったり、おなかが痛くなったり、ゲップやおならが出ちゃうんだったら、急いで食べすぎて、空気を飲みこんでいる証拠。さあ、落ち着いて。ゆっくり呼吸して。逆に言えば、大急ぎで食べているときには、息を止めないように。もう満腹っていうメッセージを脳が受け取るまで時間がかかるの。ゆっくり食べれば食べるほど、食べすぎないですらようになるわ。それに、食べ物は意識してゆっくり噛むこと。休憩しながら食べるの。テレビを見たり、雑誌を読んだり、電話で話したり、とにかく何か別のことをしながら食べないように。目標は、やたらと詰めこまずに、自分のおなかがいついっぱいになったかに気づいて、その時点で食べるのをやめることなんだから。もう六歳の子どもじゃないんだし、残さず食べたからってだれもほめてくれないわ。食べ物を残したっていいのよ。
(参考)
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