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東京外国為替市場の現状と今後

東京外国為替市場の規模は○四年の調査では、一日当たりの出来高が一九八九億ドルと○一年に対して三五%増加しています。しかし、世界の外国為替市場全体に占めるシェアは、○一年調査時の九・一%から八・三%に低下しました。尚、東京市場ではドル・円の取引のシェアが七五・九%と圧倒的となっています。○四年の日銀調査に報告をしたのは、日本の銀行等五二行庫、外資系銀行二七行、本邦証券会社四社、外資系証券会社五社でした。同年の調査では東京市場において外銀の占める役割が一層増大しています。取引の出来高では、外銀のシェアが七一二%と九八年の五二・九%、○二年の六七・五%からさらに拡大しました。東京外国為替市場では、ブローカー経由の取引が減って銀行間の直接取引が増えています。またブローカー取引に占める電子ブローキングの割合が高くなっています。近年電子ブローキングが増えている理由には、(1)価格の透明性が高いこと、(2)取引から決済までの電子化が進み事務効率化が進んだため、小口取引でも低コストでの取引が可能になったことなどがあげられます。