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「21世紀マンション」は見えないところも進化

「21世紀マンション」は見えないところも進化している。たとえば、建物の耐久性だ。使われるコンクリートの質が向上し、工事の粘度が増したことで、大きく延びている。どのくらい延びたか、気になるところだが、それをきっぱり言い切ることは難しい。一口に「20世紀につくられたマンション」といっても、その中身は千差万別。現在のマンションを凌ぐくらい長持ちするものもあるし、短命のものもあるからだ。そこで、ひとつ客観的な数字を出そう。それは、現在までに建て替えを行ったマンションが築後何年で建て替えられたかを調べたもの。国土交通省が作成した「集合住宅の長寿命化を目指す報告書」(2002年)によると、建て替え物件の平均築後年数は37年。できあがってからわずか37年で建て替えられるマンションが多いのである。この数字に驚く人は多いはずだ。