冬至は旧暦の二十四節気の一つで、一年のうちもっとも昼が短く、夜が長い日である。この日を境に昼の時間がだんだんと長くなっていくことから、古代中国では「太陽が蘇る日」ともよばれた。そんな冬至の日には、かぼちゃを食べると病気にならないとか、長生きするという言い伝えがある。これらは明治以後に広まったとされ、寒い冬を乗り切るために、ビタミンやカロチンの豊富なかぼちゃをたくさん食べようという生活の知恵から生まれた風習である。また、ゆず湯に入るとよいともいわれる。邪気を祓うとされるゆず湯には、かぜの予防や皮膚を保護する効用がある。これは医学的に証明されたものだ。さらに、平安時代の陰陽師が広めた、最後に「ん」のつく食べ物を食べると縁起がよいという言い伝えも残されているが、真偽のほどは定かでない。
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